
情報理工学部の卒業生は、IT関連企業をはじめ、製造・マスコミ・金融・公務員などの幅広い業種、職種に就職することが可能です。情報理工学部の教育方針は、次世代の情報化社会を担うために「ものづくり」を通して国際的に活躍できる人材を育成すること。入学当時にコンピュータやシステムに関する専門知識がなくても、学びに対して興味・関心をもって、意欲的に取り組めば、卒業時には多様な進路を視野に入れることができるでしょう。情報科学技術分野の人材は、今後さらに重要視されると見込まれています。
日本最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」が、私の“仕事場”です。一日にやり取りされるテラバイト級の膨大な情報に言語処理や統計処理などを施し、検索精度向上と新規サービスの提案を行うことが主な業務なのですが、学生時代の経験がとても役に立っていますね。研究していた「自然言語処理」は、現在のYahoo!検索に活かされていますし、所属した学生自治会で身についたプレゼン能力や企画力、人間との折衝能力なども得難い経験でした。将来の目標は「人々が潜在的に求めているニーズ」を読みとり、斬新なサービスとして提供していくこと。そのために、毎日の仕事を思いきり楽しみたいですね。
現在、金融関係の企業に対するシステム構築業務を担当しています。具体的には、お客さまである証券会社に対し「有価証券の証券取引所発注システム」の開発。学部で学んだ情報処理やプログラミングの基礎が、今でも業務における“根幹”となっています。100人規模のスポーツサークルで幹事をしていたことも、今となってはチームマネジメントやコーチングを行うための貴重な経験でしたね。将来はさらに良質なシステムを駆使して、情報社会の仕組みをより良くしていきたいと考えています。

システムエンジニアとして、日立製作所に内定を頂きました。私が就職活動で志望したのは、システム構築がメインのSI企業ではなく、メーカーの技術職。その理由は、さまざまな分野をカバーするメーカーであれば、システムだけではなくあらゆるハードウェアや付随するサービスも提供でき、顧客のニーズにきめ細かく応えることができると思ったからです。入学当時、コンピュータの知識をもっていなかった私にとって大きな“学びの気づき”となったのは、データベースを使った川越先生の授業。情報を使ったコミュニケーションは、私たちが毎日のように使用するインターネットなど、とても身近な場所にあることに気づいたのです。そこで「もっと応用させて、人と社会に役立てたい」と思うようになったのが、就職をめざした私の原点。卒業して社会に出たら、情報理工学部の授業で学んだたくさんの知識やスキル、チームワークを発揮して、仕事に取り組みたいと思います。

製品の開発に深く携わり、ひとつの“モノ”として世に送り出したいという思いから、メーカーの技術職への就職を決めました。知能情報学科に入ったきっかけは、AIBOをはじめとする、知能ロボットへの興味。自ら設計したプログラミングをロボットに施していく授業の中で、基礎の大切さとアイデアを練ることの面白さを、多く学ぶことができました。所属していた美術サークルでの体験も貴重な思い出。絵の経験がなかったので誰も使っていなかったペンタブレットを使って絵を描いていました。するとペンタブレットに興味のある学生たちが次々と集まってきて、気が付けば大所帯に。その中で生まれた“画像”への関心が、カメラをはじめとする画像系のシステムに強いキヤノンへの志望に繋がっていったのです。大切なのは“何事にも興味をもって実践していくこと”。情報理工学部が教えてくれたことは、今後の自分における信念となるでしょう。